FXの注文方法

FXにはさまざまな注文方法があります。 古くから使われてきた注文方法もあれば、新たに開発されて人気になる注文方法もあったりします。 ここではFXの注文方法のうち、もっとも基本的な3つと、少し複雑な注文方法ついて簡単に説明してきます。

基本的な注文方法

成行注文

成行注文とは、単純に現在のレートでオーダーを出す注文方法です。 1ドル=120円というレートが表示されているとき、「買い」ボタンをクリックすれば1ドル=120円の買いポジションを持つことができます。 いま、このレートで即座に売買したいというときに使う注文方法です。 FXではスプレッドが設定されているので買うときのレートはAsk、売るときはBidになります。よく確認してオーダーしましょう。 ただ、表示されているレートで必ずしも買えるわけではなく、スリッページが発生するとわずかに不利なレートで約定してしまう可能性もあります。

指値注文

指値注文とは、自分に有利になる一定のレートを指定し、相場がそのレートに達した瞬間に注文を出す方法です。 例えば、現在の相場が1ドル=120円のとき、115円まで落ちたら買おうと決心したとします。 そのときに指値注文で1ドル=115円と指定して注文を出すのです。 もし、相場が1ドル=115円まで落ちれば自動的に注文が出され、約定すれば買いポジションが成立します。 1ドル=115円に落ちなければ、買いポジションは成立しないままです。 成行注文はずっと相場を監視していなくてはできませんが、指値注文を使うことで注文の予約ができるようになります。 売りの場合も同様です。

逆指値注文

逆指値注文は指値注文とよく似ており、一定のレートを指定した予約注文であることまでは同じです。 ただ、逆指値注文の場合、指定するレートは自分にとって不利なレートとなります。 例えば、1ドル=120円のとき、1ドル=125円になったら買うという注文は逆指値注文となります。 125円で買うよりも120円で買っておくほうが得なのは明らかですが、それをあえて不利なレートで指定するときに逆指値注文を使うのです。 なぜわざわざ不利なレートを指定する注文があるのかと疑問に思われるかもしれませんが、逆指値注文はトレンドに従った取引をするときにはよく使われます。 レートが120円から125円に一直線に上昇すればそれは強い上昇トレンドが発生しているといえます。 125円からさらに上昇する可能性が高いのでそこで買いを入れるのです。125円まで様子を見て、トレンドを確認してから買いたいというときに活躍する注文方法です。

少し複雑なFXの注文方法

FXの注文方法には、ひとつの注文の成立を条件に新たな注文を発注する、片方の注文の成立によってもう一方の注文はキャンセルになる、といった特殊なものがあります。 これらを上手に利用することで、常にFXのレートをチェックしておかなくても、自動的に自分の狙い通りの取引を実現することが可能です。 FX取引をしている時間があまりない、複数の銘柄を扱いたいので時間を節約したい、などというときにとても便利です。

IFD注文

IFD注文とは、最初の注文が成立すると次の注文が予約される注文方法です。 1ドル=120円で買って1ドル=125円で売るという一連の流れを自動で実現したいときに使います。 この例でいうと、最初の指値(逆指値)注文である1ドル=120円の買い注文が成立すると、同時に1ドル=125円での売りの指値注文が出されます。 レートが順調に120円から125円に推移すれば1ドル=125円の時点で利益確定の売り注文が出され、5円ぶんの利益が得られます。 この間トレーダーはなんの操作もしなくて良いので、朝にIFD注文を出して仕事に行く、といった使い方ができます。 また、2番めの注文は逆指値でもよいので、自動的に損切り注文を出しておくことも可能です。

OCO注文

OCO注文はふたつの注文を同時に予約し、片方が約定したらもう片方は自動的に消滅するという注文方法です。 新規の注文でも、すでに持っているポジションの決済にも使えます。 例えば、1ドル=115円で買ったポジションが120円まで上がって含み益がある状態だとします。 そこでOCO注文を使うと、125円での自動的な利益確定と115円での損得ゼロでの撤退(損切り)を仕込んでおけるのです。 もし1ドル=125円まで上がれば自動で利益確定売りが出され、1ドル=115円の売り注文はキャンセルとなります。

IFO注文

IFO注文は、IFD注文とOCO注文の発展形といえます。 IFD注文では2番めの注文は利益確定の指値注文か損切りの逆指値注文かのどちらかの注文しか出せません。 そこで最初の注文が約定すると、OCO注文のように同時にふたつの注文を予約できるようにしたのがIFO注文です。 1ドル=120円で買いの予約を入れ、もしその予約が実行されると125円での利益確定売りと115円での損切り売りが自動で予約される、といった使い方ができます。 そして2つのうち片方の注文が約定すると、もう片方は自動で取り消されることになります。 最初のエントリーからポジション決済まですべて自動で行えるので、IFO注文を駆使すればまるでFXの自動売買のような取引をすることも可能です。  
FX基礎知識

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